今年の紅白歌合戦は、皆さんご覧になりましたか?
ご覧になった方はご存知かもしれませんが、星野源さんに関わることでSNSやニュースで多くの物議が交わされています。
楽曲変更から始まり、紅白で歌った『ばらばら』では、歌詞の一部を変更したのに加えて、歌唱中の星野源さんの表情にも注目が集まりました。
そこで、今回は、星野源さんがなぜ『ばらばら』の歌詞を変更してパフォーマンスをしたのか、その理由をSNSの声を参考にしながらまとめてみました。
星野源『ばらばら』どんな曲?
2010年6月23日にリリース、アルバム『ばかのうた』の中に収録された一曲
作詞・作曲共に星野源さん御本人がされています。
―1曲目の“ばらばら”に、「世界はひとつじゃない」っていう歌詞があるじゃないですか。あれはどういう意味なんですか?
星野:子供の頃チャリティ番組を観てて、「世界はひとつ」って言われたときに、ものすごく違和感があったんです。何故そう感じるのかなのか自分でもよくわからなくって、ずっと考えてたんですね。で、「ひとつになる」っていうことが、そもそも違うんじゃないかなと思ったんです。「ばらばらのままでいいのにな」って。それと、絶対に同じ考えの人はいないんだなっていうのはずっと思っていて、それを曲にできないかなと、ぼんやり考えていたんです。それで、25歳くらいのときに、人生最悪に嫌なことがあったんですよ。もう死にたいみたいな(笑)。そのときにポロッとできた曲なんですよ。
人と人が手を繋いだらやっぱりどう頑張っても「ふたつ」なんだと思うんです。そこをすっ飛ばして「ひとつになろう」って言うから違和感があったんだと思って。ばらばらだからこそ手と手をつなげるのであって、ひとつになっちゃうっていうのは目的が変わってきてるんじゃないかなって。
引用元:エンタメサイト 「CINRA.NET」 ばかのうた星野源インタビュー
星野源さんの世界のあり方に対する疑問から生まれた曲のようです。
私は、個性や多様性など、自分らしさを大切にしていいと伝えているように感じました。
「ばらばらでいいのにな」というコメントには、無理に1つにならなくていいという、星野源さんなりの「優しさ」を感じました。
歌詞が変更になったのはどの部分?
紅白で歌詞が変更になっていた部分は、下記です。
前半の部分「本物はあなた、わたしは偽物」→「本物はあなた、わたしも本物」と変更して歌っています。
この変更にはどんな意味があるのか?SNSから考察
この歌詞変更に理由については、星野源さん本人からの詳しい説明や言及はありませんでした。
しかし、SNSでの声を見てみると、
①楽曲変更やキャンセルカルチャーと揶揄された、今回の一連の騒動を象徴している。
②今回の騒動に対する、星野源さんの訴えやアンサー。
こちら以外も多くの意見がありました。
そして、今回の歌詞の変更含めて、感じ方や解釈の仕方は人それぞれでした。
ですが、紅白のでパフォーマンスした際の星野源さんの表情や、『ばらばら』を変更曲としたこと、歌詞を変更してまで紅白に出場して歌ったこと、
全てにおいて、星野源さんが何かを伝えてたかったことは間違えないと思います。
まとめ
今回の騒動に関しては、詳しく調べていけば行くほど、多様な意見が飛び交っていて、少々疲れてしまう内容であったことは間違えありませんでした。
しかし、どのような意見が飛び交っていようと、星野源さんが「表現者・アーティスト」として、今回の件と進撃に向き合い、ご本人なりの伝え方で発信してくれたことは事実です。
そして、それを受け止める私達の受け止め方も自由であると思いますし、星野源さんもそう思っていると思います。
2025年、大変なスタートになってしまいましたが、また素敵な音楽を届けてくれるのを楽しみにしましょう!
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